『性のマモノ』 – flanvia
作者/作品について
『性のマモノ』はflanviaさん(X[Twitter])によって2021年に発売された単行本になります
本作では全7話+描き下ろしが収録されており、どの回も繋がりがないオムニバス形式になっているのでどこから読んでも可です(描き下ろしは『おいなりさん』の続編になります)
各話あらすじ
『夏のマモノ』
全国大会に出場した野球部の部員である外山は代打を控えておりアップをすべく裏に回るとそこにはマモノと名乗る女の子がいた。マモノがイクたびに奇跡が起こるという能力で試合が有利に運んでおり、勝ち目がないと感づいていたマモノと外山は場所を変えて淫行を始める──
『春のマモノ』
あれから10年が経過し、再び球場を訪れていたマモノは野球部の男を誘惑する。10年前に起きた奇跡の逆転もマモノのおかげだと語り草になっており、何とかして利用したいと考えた男は「マモノは童貞にしか興味がない」と気づき決勝戦まで挿入せずに焦らすことに──
『おいなりさん』
祖父から引き継いだ神社の手入れに来た男は境内にある社の近くにいた稲荷神と出会う。誘惑を繰り出すオナニー好きな神に対して素っ気ない男はお互い対立し、”興奮しない”ことをかけて勝負をすることに──
『つくもがみ』
パソコンで作業をしていた男は長年の使用でガタがきていたが、突如画面から付喪神と名乗る女が這い出てくる。「パソコンの買い替えを検討している」という衝撃的な話を聞いた付喪神は捨てられるのを回避すべくフェラやパイズリで奉仕を始めて──
『オナホのおひめさま』
オナホと対面していた男は突如目の前に異世界から転生してきた姫 ルーホナとその執事に遭遇する。執事曰く「この世界で生きてゆくにはご主人の生オナホとして生きてゆくしかない」と言い抵抗するルーホナを無視して強制的にレッスンを始める──
『自縛霊』
かなり好条件の賃貸を借りた男はクローゼットから聞こえる不可思議な音に悩まされていた。慎重に開けるとそこにはアナルビーズやバイブを挿入した幽霊が存在しており、処女のまま成仏したくないと嘆いた霊は男とセックスを試みて──
『おつきみ』
満月が輝く夜に自宅へ帰宅した男は、月からやってきたうさぎと遭遇する。お月見文化を復活させる委員のうさぎはお月見ならではの”ぺったん音”を鳴り響かせるため、交尾を始めようと無理やりズボンを脱がして──
『かみさまだったら』(描き下ろし)
個性豊かなキャラクターが多すぎィ!
本作に登場する女の子はちょっと変わった娘が多く、ケモミミの獣人だったり異世界から転生してきた姫だったりその地に縛られている霊だったりと特殊なキャラクターが多様です
ただ、どの子も極端すぎるほどではなく人間の身体とほぼ同じですのであくまで要素の一つとして楽しめる内容となっております!
おそらく作中唯一の純粋な人間といえば『オナホのおひめさま』に登場する異世界の姫ことルーホナですが、異世界で生きていくため“生オナホ”として執事に頭を無理やり抑えられながらイラマチオを行われたりと結構な扱いを受けていたりと変化球多めの設定が盛り沢山でした(笑)
そしてキャラクター1人1人の表情が富んでおり、flanvia先生の特徴的な三白眼のキャラが目白押しです!快楽で喘ぐときもよだれを垂らして目が上を向いていたりとかなり崩れた表情でイっている姿がドスケベでたまりません…!
そして最後に収録されている描き下ろしでは『おいなりさん』の続編になります
本編中のギャグ的な要素やドスケベさから離れた感動的な最期について描かれているのでみんな読もう(´;ω;`)ブワッ
ここが激シコポイント
『マモノ』シリーズのマモノがドスケベ脳で最高
『夏のマモノ』にて登場するマモノは1回イクごとに何かしらの奇跡が起こるという能力(?)があり作中では何度もイク様子が描かれています
とにかく性にまっすぐでフェラひとつ行うのもまずはニオイをじっっくりと嗅いで、逃げるおちんちんを口で捕まえて頬越しに手でくにっ♡と触る描写から始めるフェラが濃厚で大変シコい…!(俗に言う”歯みがきフェラ”が個人的に大好物です)
『春のマモノ』では童貞の野球部員で発散しようと試みますが、焦らしに焦らされて遂にはマモノから襲ってしまいます
我慢の限界を迎えたマモノは初挿入から中出しまで一貫して騎乗位で腰を振ってサクッ完了させ、部員の童貞を奪います。童貞好きなマモノはこれに満足しプレイはここまで……
…と思われましたが、勝利までまだ一歩足りない現状に男子部員は最終手段としてマモノに告白をしてその気にさせ2回戦目に!
性に奔放だったマモノも”告白”には弱かったらしく、一方的だったセックスにも変化が起きマモノは照れながらも甘いプレイに興じるようになり、その対比も抜けるシーン満載でした!